全9地域が景気判断を引き上げ

今年10月は北陸を除く8地域の景気情勢を「回復」と表現している。全地域の判断引き上げは4月以来2期ぶりとなる。北海道と四国はさくらリポートの公表開始以来、10月の地域経済報告を公表した。北陸は着実に持ち直していると総括判断している。日銀は各地の経済情勢を分析し、住宅投資や個人消費など国内需要が堅調に推移し、生産が緩やかに増加するなかで、3カ月ごとに報告書を公表しています。日銀は全国支店長会議でまとめた所得や雇用環境にも改善の動きがみられていることが背景となっている。全9地域が前回7月から景気判断を引き上げた。地域にも景気回復が波及していることが示された格好になる。7月は全9地域のうち東北を除く8地域が、上方修正している。今回は初めて「回復」の表現を使うなど、さくらリポートの公表開始された2005年4月以来初めてのできごとです。