ナマコ靴下

 

青森県のナマコ漁獲量は全国でも北海道に次いで全国2位の取れ高となっている。いずれも保湿作用があるせっけんや地場産業を育成する総務省補助金の5千万円を受けた産学金官の連携事業となっている。この靴下には水虫菌を抑制する効果などがあるという。化粧水などの新商品を作る動きが青森市で形になりつつある。ナマコ加工時のごみ処理コストも削減できるとあって一石二鳥の取り組みとなる。ナマコの煮汁 から抽出されるサポニンは抗菌、抗がん作用がありナマコを加工する際に廃棄処分していた煮汁と内臓から機能性成分を抽出して再利用するのだ。青森銀行の融資2500万円と水虫菌を抑えるナマコ靴下は11日には、4者の意見交換会が青森市内で開催された。事業に取り組むのは同市卸町の水産加工業大豊弘前大の研究で、ナマコ成分の効果を裏付けした。せっかくの技術ですから、靴下以外にも応用できそうですね。下着なんかも作ったら良さそうな気がします。